高濃度PCB廃棄物に関するご連絡(経済産業省)

経済産業省より、高濃度PCB廃棄物に関するご連絡について周知依頼がありましたのでお知らせします。

この度、人体に有害な物質である、ポリ塩化ビフェニル(PCB)につきまして、環境省より掘り起こし調査におけるPCB廃棄物の主な発見事例と、北九州事業地域のおいて継続保管となっている事例について情報共有がございました。

また、一部地域で処分期限が迫っていることからも、自ら管理する施設において、高濃度PCB廃棄物の保管等をしていないかあらためて確認いただくとともに、保管等している場合は、確実かつ早期にJESCOに処分委託手続き等を行っていただきますようお願い申し上げます。

■掘り起こし調査等における高濃度PCB廃棄物・機器の発見事例
http://www.jpca.org/soumu/METI_20210316_1.pdf

■計画的処理完了期限後に発見された継続保管事例
http://www.jpca.org/soumu/METI_20210316_2.pdf

【PCBについて】

PCBは電気機器(変圧器・コンデンサー)用の絶縁油、蛍光灯用の安定器、塗料や感圧複写紙等、様々な用途に利用されていました。現在は新たな製造が禁止されています。
PCBは脂肪に溶けやすいという性質から、慢性的な摂取により体内に徐々に蓄積し、様々な症状を引き起こすことが報告されています。


PCBを含む製品や廃棄物は、その濃度と地域毎に定められた処分期間内に、専用の処理施設へ処理委託を行うよう義務付けられています。(下部、パンフレットURL参照)

*その他制度の詳細は、パンフレットや環境省サイトをご参照ください。
■PCB早期処理サイト(環境省HP):http://pcb-soukishori.env.go.jp/
■パンフレット(環境省HP) :http://pcb-soukishori.env.go.jp/download/pdf/full9.pdf

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