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2023年度の主なイベント

2023年 4月
   4月21日(金) 理事会
   4月24日(月) 2023年度第1回PWBインストラクタ2級検定試験《申込終了》
   4月29日(土) 3 分科会(中部・関西・長野)合同交流会(会員向け、事前登録制)
3 分科会(中部・関西・長野)合同交流会(ゴルフコンペ)開催報告
 中部、関西及び長野分科会による3 分科会合同交流会として、ゴルフコンペが日野ゴルフ俱楽部で開催され、3分科会合わせて30 社33 名が参加しました。
 交流会では、3年間苦労した新型コロナウイルス感染の不安も落ち着きを見せるなかで楽しく交流が行われ、参加者からは「お天気にも恵まれ皆様と交流を深めるいい機会となりました」と感想が寄せられました。
2023年 5月
   5月9日(火) 基板材料委員会勉強会(会員向け、事前登録制)
基板材料委員会勉強会開催報告
 基板材料委員会にて勉強会をオンラインで開催し、70 名が参加しました。勉強会では青木正光氏(NPO 法人日本環境技術推進機構 横浜支部・理事)から「世界からガソリン車が消える日?」と題し車載関連をテーマにご講演いただき、講演後は積極的な意見交換が行われました。
   5月19日(金) 理事会
   5月19日(金) 第11回定時社員総会(会員向け)
第11回定時社員総会 開催報告
 2023 年5 月19 日(金)回路会館&オンラインにて、第11 回定時社員総会が開催されました。
 小林俊文会長が議長に就任し、委任状を含む259 名の出席により、定款第17 条第1 項の規定に基づく総会成立が確認され、続いて、小林俊文会長による挨拶および事業総括、山本治彦副会長よりダントツ活動概要報告、山下博樹副会長より令和4 年度の収支と令和5 年度の予算について、順に説明が行われました。
 更に、小林俊文会長を議長として議案の審議が進行し、伊藤嘉高監事より監査報告があり、第1 号議案の令和4 年度貸借対照表及び正味財産増減計算書等について承認されました。続いて、児嶋一登副会長より理事及び監事の選任について説明があり、第2 号議案として、理事及び監事の選任について承認されました。
 最後に、議長の退任をもって、定時社員総会は閉会しました。
5月31日(水)-6月2日(金) 電子機器トータルソリューション展2023(3日間)(→展示会公式サイト
2023年 6月
   6月1日(木) WECC会議
WECC会議・WECCランチ開催報告
 電子機器トータルソリューション展2023 の開催に併せてWECC 加盟団体が一堂に会し、WECC 会議が開催されましたので、下記の通りご報告します。また、会議終了後にWECC ランチとして、JPCA 小林会長始め副会長の皆様とのお食事会を開催しました。

場所:東京ビッグサイト 会議棟609 号室
出席:CPCA(中国)、HKPCA(香港)、IPC(米国)、JPCA(日本)、KPCA(韓国)、THPCA(タイ)、TPCA(台湾)

・第16 回電子回路世界大会(ECWC-16)論文募集状況報告
・第17 回電子回路世界大会(ECWC-17)開催地の承認(タイ)
・各国電子回路業界現状報告

   6月2日(金) PWBコンサルタントスキルアップセミナー(PWBコンサルタント、インストラクタ1級・準1級対象)
6月7日(水)-10日(土) めっき委員会 台湾企業視察研修(会員向け、事前登録制)
めっき委員会 台湾企業視察研修 開催報告
場所:大彎内富電子股份有限公司、大彎多大精密股份有限公司、東台精機股份有限公司、大彎關口工業股份有限公司、億鴻工業股份有限公司
 めっき委員会では、台湾高雄市及び台湾桃園市にて、工場見学を行いました。日系メーカでは、台湾島内での事業開始にあたり多く困難があったものの、自社の強みを再確認しながら、台湾島内の商流にいかに食い込むかだけでなく、どうすれば付加価値力が得られるのかを常に考えながら事業に取り組む姿を垣間見ることができました。台湾メーカは、技術力と信頼性を維持拡大する手法として、自社製のみにこだわらず、信頼性の高い日本製ユニットを組込み、更にユーザの視点に立った改良を加える等、事業課題に対する意欲を垣間見ることができました。全体を通じて大変学ぶことが多い視察研修でした。
   6月13日(火) 次世代部会勉強会(会員向け、事前登録制)
次世代部会「小林会長と語る会」開催報告
 「小林会長と語る会」と題して第2回次世代部会をちゃい九炉 八重洲店にて開催しました。冒頭、小林会長から、現在の理事会メンバーには、次世代部会の前身である次世代部会経営者部会出身の方が多く在籍し業界を牽引しており、その次の世代を担う経営者層の皆様に今後の業界を担っていただきたいが、そのためには、自社を知り他社を知ることで新たな事業展開を含む業界発展につながる事業が展開できると考えており、自身もJPCA の業界活動を通じて多くの経験をし、事業の糧となった旨説明があり、続いて「7 つの法則」の資料を基に「仕事が楽しくなる」について講演いただきました。その後、小林会長を囲んで懇親を深めるなど委員間の交流を行いました。
   6月21日(水) 理事会
2023年 7月
   7月10日(月) 第2回PWBインストラクタ2級検定試験
2023年度第2回PWBインストラクタ2級検定試験実施報告
 本年度2 回目のPWB インストラクタ2 級検定試験が対面開催にて実施され、JPCA 会員企業や電子回路関係者等から27 名が受検しました。電子回路基板の概要/電子回路産業の動向、品質管理および信頼性、生産管理、下請法講座、PWB インストラクタの心構えについて講義があり、その後、筆記試験が行われました。採点終了後、合格者の発表がありました。
 次回、第3 回PWBインストラクタ2 級検定試験は10 月26 日(木)に実施予定です。
詳細はこちら
https://jpca.jp/jpcakentei/pwbinstructor_kentei/
   7月14日(金) 第9期JPCAものづくりアカデミー開講(事前登録制)
第9期JPCAものづくりアカデミー開講報告
 JPCA では、経済産業省の第四次産業革命スキル習得講座に再認定され、厚生労働省の専門実践教育訓練給付制度が利用できる対象講座に再指定されたものづくり改善指導人財・デジタルものづくり人財を養成する「第9期JPCA ものづくりアカデミー電子回路製造プロセスデジタル人財育成講座」を開講しました。

期間:7月14日(金)~12月中
内容:座学48講座及び現場実習OJT研修

 初日の7月14日(金)は回路会館にて開講式が行われました。今年度は4年ぶりに全講座をリアル開催で実施することとなり、初日は、JPCA/E-ESMAP 会員13社より現役中核・幹部社員合計18名並びに外部講師が出席しました。山本治彦校長(JPCA 顧問/ E-ESMAP 研究会特別顧問)と石川雅昭副校長(JPCA 理事/ E-ESMAP 研究会代表幹事)より開講の挨拶及び本アカデミーの趣旨について説明があり、受講生の学習に対する意義をより明確に示されました。また、開講3日目には4年ぶりに回路会館にて、ものつくり大学名誉教授の田中正知先生(元トヨタ自動車生産調査部物流管理部長)に熱の入った本場トヨタ式現場管理論についてご講義頂き、4日目にはご自身も本アカデミーで話をするのが毎年楽しみとおっしゃって頂いている東京大学名誉教授・藤本隆宏先生(現早稲田大学大学院教授)にデジタル化時代・賃上げ局面におけるものづくり革新と生産性底上げ論を特別講義頂きました。

   7月20日(木) 理事会
   7月28日(金) 資格フォローアップセミナー(電子回路営業士資格保有者向け、事前登録制)
資格フォローアップセミナー開催報告
 電子回路営業士資格保有者のフォローアップを目的にセミナーをオンラインで開催し、当日は145 名の電子回路営業士資格保有者が参加しました。また、アンケート結果でも満足度の高いコメントが多く充実したセミナーとなりました。
 なお、今年度から以前より要望が多かったオンデマンド配信をおこない参加機会を増やすことで、より多くの電子回路営業士資格保有者のフォローアップに繋げることができました。
■プログラム
デジタル資格証(オープンバッジ)の活用方法
  担当 JPCA 資格普及委員会
電子回路業界の2023 年以降の動きを探る
  講師 電子デバイス産業新聞 野村和広 氏
基板業界のマーケティング力を高めるⅡ~営業戦略について考える~
  講師 JPCA PWB コンサルタント/中小企業診断士 亀井浩 氏
2023年 8月
   8月3日(木) 化学物質管理者講習に準ずる講習(会員向け)
化学物質管理者講習に準ずる講習会【第1回】開催報告
 厚生労働省は、化学物質による労働災害を防止するため、労働安全衛生規則等の一部を改正しました(令和6 年4 月1 日施行)。これにより、国が定める危険性または有害性の調査の必要な化学物質(リスクアセスメント対象物)を製造、取扱い、または譲渡提供をする事業場は、業種・規模を問わず化学物質管理者を選任しなければなりません。
 化学物質管理者の選任要件としては、リスクアセスメント対象物の製造事業場は化学物質管理者講習(2日間の専門講習)の修了が義務となっております。また、製造事業場ではなく取り扱う事業場に該当する場合は、選任する化学物質管理者に、「化学物質管理者講習に準ずる講習(1日間)」を受講することが推奨されております。
 そこで、会員各位において必要と想定される「化学物質管理者講習に準ずる講習(1日間)」の受講者を募集しましたところ、40名が受講され、講習会終了後には受講者全員に修了証を授与しました。
 この講習会では、事業場で選任される化学物質管理者によるリスクアセスメントの実施に向けた、人材育成と手法の習得のため、業界の特徴を踏まえた内容で開催しましたが、受講希望者も多いことから、第2回開催を企画することになりました。

2023年 9月
   9月6日(水) 電子回路営業士講習会(学科 及び 原価計算 試験対策)《申込〆切:8月25日》
2023年度電子回路営業士講習会開催報告
【1 日目】 学科及び原価計算試験対策
日程:9 月6 日(水) 方法:オンライン
参加申込者数:学科試験対策 88 名
原価計算対策 82 名
【2 日目】 ロールプレイング試験対策
(東京会場)日程:9 月7 日(木) 場所:回路会館
参加申込者数:45 名
(京都会場)日程:9 月8 日(金) 場所:キャンパスプラザ京都
参加申込者数:35 名

 10 月19 日(木)に実施される電子回路営業職業能力検定に向けて、電子回路営業士講習会が開催されました。
 本検定は、今年度から出題範囲の見直しがあり、新たに発行された参考書を中心に学習のポイントと、営業活動に必要な知識を網羅的に修得すべく、営業担当者として必要な基礎的知識の学習、またロールプレイング検定試験の模擬体験やグループワークなどを実施しました。

   9月7日(木) 電子回路営業士講習会(ロールプレイング試験対策)東京会場《申込〆切:8月25日》
   9月8日(金) 電子回路営業士講習会(ロールプレイング試験対策)京都会場《申込〆切:8月25日》
    9月8日(金) 実装委員会勉強会・工場見学(会員向け、事前登録制)
実装委員会勉強会・工場見学活動内容
 実装委員会では、令和5 年度事業計画に基づく工場見学を株式会社東海理化にて開催し、15 名が参加しました。
 工場見学にあたって、会社概要の説明の後、ショールームでは、会社の歴史や車載エレクトロニクス製品(電源ECU、イモビライザーECU、車速センサー、ステアリングアングルセンサー、カスタムIC)等の製品を学び、工場内では、リフロー、フローの実装ライン見学に合わせて、トヨタ生産方式に基づくカイゼン活動成果等を紹介頂き、参加者にとって大変有意義な工場見学となりました。
   9月11日(月) プリント配線板技術ロードマップセミナー
プリント配線板技術ロードマップセミナー実施報告
「最先端の半導体パッケージ動向-ガラスコアの時代が始まる-」と題し、回路会館&オンラインのハイブリットでセミナーを実施しました。今回のセミナーは、7名の講師により、ガラスコア基板による半導体パッケージ用サブストレートの新時代の幕開けの可能性について、パネルディスカッションを含めて包括的な見地から実現の可能性を探索することをテーマに実施され、JPCA / JIEP / JEITA会員企業や関係者、一般合わせて193名が受講しました。参加者各位が興味深くメモをとり、聴講および質問される姿が印象的でした。
   9月15日(金) ドリル委員会勉強会(会員向け、事前登録制)
ドリル委員会勉強会開催報告
 ドリル委員会主催の勉強会が開催され、委員および地域分科会・専門委員会各位を含む30名が参加されました。勉強会では、『環境規制によるエレクトロニクス業界への影響』をテーマにNPO 法人日本環境技術推進機構 横浜支部・理事青木正光氏にご講演いただきました。
 「化学物質規制動向( 農薬・環境ホルモン・難燃剤)」、「エレクトロニクス業界における環境規制の潮日」、「環境法規制動向」、「エレクトロニクス業界の環境対応動向」、「地球環境対応」、「今後の展望」の各項目にて講演を実施し、「環境法規制動向」では特に、欧州におけるPOPs、RoHS、REACH、PFAS 等の動向についても深堀して解説いただきました。また講演の最後には活発な意見交換を行い、環境規制について幅広く学べる内容として高評をいただきました。
   9月21日(木) 理事会
   9月22日(金) 関西分科会工場見学(会員向け、事前登録制)
関西分科会工場見学報告
 関西分科会は今年度の事業計画に基づき工場見学を実施しました。大阪府枚方市にある関西リサイクルシステムズ株式会社 本社工場に17 社18 名と事務局が訪問し、家庭から排出された家電製品の4 品目(エアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビ)がどのようにリサイクル・再資源化されているのか、実際の作業工程を見学しました。
 回収素材の付加価値を高めるための、徹底した廃棄物の削減と再商品化についての説明の後、洗濯機の実演解体もあり大変有意義な見学となり、最後には活発な意見交換を行いました。
   9月28日(木) 中部分科会施設見学(会員向け、事前登録制)
中部分科会施設見学報告
 中部分科会では、令和5 年度事業計画に基づく施設見学をダイドー株式会社 ロボット館にて開催し、22 名が参加しました。
 ロボット館(名古屋)は、ロボットの実験施設として、産業用ロボットを導入する際に必要なロボット実機による適用体験やシミュレーションによる検討、ロボット用のツール選定が行えるよう各社(DENSO、ヤマハ発動機、三菱電機、FANUC他)のロボットが実機常設されている他、ロボットを扱う人材育成や国家資格取得のための学校も備え、ロボットを扱うために必要な「観る、試す、学ぶ」の全てが体験できる施設です。実際に、7 軸、6 軸の協働ロボットや配膳ロボットをはじめ、複数のロボット実機により、制御や稼働に必要なシステムアップの方法等を学ぶなどの体験をしました。
2023年 10月
  10月3日(火) PWBコンサルタント・インストラクタ1級検定試験
PWBコンサルタント及びPWBインストラクタ1級検定試験実施報告
10 月3 日(火)、回路会館にてPWB コンサルタント及びPWB インストラクタ1 級検定試験を実施しました。PWB コンサルタント検定試験は5 名、PWB インストラクタ1 級検定試験は3 名が受検しました。
合格発表:2023 年11 月2 日(木)
PWB コンサルタント、PWB インストラクタ1 級共にJPCA 公式サイトに合格者の受検番号を掲載しております。合格者には、JPCA 検定制度PWB コンサルタント/PWB インストラクタ1 級合格証書の交付と共に、PWB コンサルタント/PWB インストラクタ1 級の称号が授与され資格証が交付されます。また、毎年合格者を対象とした資格スキルアップセミナーを開催し、業界動向や国内外の新製品・新技術等の精度の高い情報提供とともに、資格取得後の人脈構築や交流の機会を提供してまいります。来年の検定試験の詳細は、2024 年夏頃JPCA 公式サイトにてご案内します。
  10月10日(火) 神奈川分科会工場見学(会員向け、事前登録制)
神奈川分科会工場見学報告
場所:㈱プリント電子研究所 広野工場、㈱メイコー 福島工場
 神奈川分科会では、令和5 年度事業計画に基づく工場見学を開催し、16 名が参加しました。
 ㈱プリント電子研究所様は、長尺大型基板や特殊基板をはじめとする少量多品種のリジッド・フレキ基板を取り扱う特徴のあるメーカであり、大型基板製造用設備をメインに構成されているにもかかわらず、あらゆるサイズ基板を取り扱い、従業員は多能工として手際よく各工程を管理するなど特徴的な生産体制を伺うことができました。
 メイコー様は、リジッドの量産工場であり、多くの協働ロボットが配置され省力化も図られており、協働ロボットをはじめとする自動化設備は、全社展開を意識しつつも、効率化や自動化を実現するための課題に取り組み、自動化することが目的ではなく、安定した品質を維持するために必要な自動化に取り組むため、開発した初号機を改善改良する取り組みを伺うことができました。
 見学した両工場ともに、東日本大震災と福島原発事故を経験し、これからの事業展開を再度見直すことから現在に至る会社であるためか、会社自身の力強さを感じることができる工場見学となり、有意義な時間を過ごすことができました。
  10月17日(火) 化学物質管理者講習に準ずる講習 第2回(会員向け)
化学物質管理者講習に準ずる講習会【第2回】開催報告
厚生労働省は、化学物質による労働災害を防止するため、労働安全衛生規則等の一部を改正しました(令和6 年4 月1 日施行)。これにより、国が定める危険性または有害性の調査の必要な化学物質(リスクアセスメント対象物)を製造、取扱い、または譲渡提供をする事業場は、業種・規模を問わず化学物質管理者を選任しなければなりません。
そこで、10 月17 日に会員各位の事業場で選任される化学物質管理者によるリスクアセスメントの実施に向けた、人材育成と手法の習得のため、JPCA では通達に基づいた「化学物質管理者講習に準ずる講習(1日間)」を業界の特徴を踏まえた内容で開催し、19 名が受講、修了証を授与しました。

  10月19日(木) 電子回路営業職業能力検定(1・2級)《申込〆切:9月22日》
電子回路営業職業能力検定試験実施報告
電子回路営業職業能力検定は、労働者の職業能力の開発及び向上に資するものとして職業能力開発局長が定める職業能力検定としてJPCA が実施している資格試験です。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、本検定は2020・2021 年の2 年間は中止、2022 年は募集対象を制限しての開催となりましたが、26 回目となる今年は4 年ぶりの通常開催となり、1 級35 名、2 級57 名(合計92 名)が受検しました。
なお、来年の検定試験の詳細は、決定次第JPCA 公式サイトにてご案内します。
  10月20日(金) 理事会
10月25日(水)-27日(金) TPCA Show 2023
TPCA Show 2023参加報告
台湾の台北南港展覧館でTPCA Show 2023 が開催されました。
本年はJPCA を代表して岡田理事並びに松井理事に展示会主要行事に出席いただきました。TPCA の発表によると、展示会は273 社、1,376 小間の規模で開催され、3 日間で45,182 名(7 ヶ国)の来場がありました。

  10月26日(木) 第3回PWBインストラクタ2級検定試験
2023年度第3回PWBインストラクタ2級検定試験実施報告
 10 月26 日(木)対面(回路会館)およびオンラインにて、PWB インストラクタ2 級検定試験を実施し、対面で15 名、オンラインで20 名が受検しました。
 本検定試験は、電子回路基板業界で必須となる分野について、一流の講師陣による幅広い講義内容でわかりやすく学ぶことができるPWB インストラクタ入門用の検定です。当日は、プリント配線板の概要/プリント配線板産業の動向、品質管理および信頼性、生産管理、下請法、PWB インストラクタの心構えについて講義があり、その後、修了試験及び解説が行われました。2024 年度のPWB インストラクタ2 級検定試験の日程は決定次第、JPCA 公式サイトにてお知らせいたします。

  10月31日(火) 研修会(会員向け、事前登録制)
令和5年度 研修会開催報告
毎年恒例の研修会を開催しました。昨年に引き続き、熱海後楽園ホテルにて開催し会員企業及び関係者96 名が参加しました。研修会では、小林会長による開会挨拶の後、泉谷渉氏(株式会社産業タイムズ社 代表取締役会長)より、「世界半導体バトルを勝ち抜くべく日本政府は異次元の国家支援策~デバイス、装置、材料、さらにはパッケージ基板までカバー~」と題し、ご講演をいただきました。研修会終了後は懇親会が行われ、参加者同士の交流が図られました。
2023年 11月
  11月6日(月) 臨時社員総会(会員向け)
(一社)日本電子回路工業会 臨時社員総会開催報告
2023 年11 月6 日(月)回路会館およびオンラインにて、臨時社員総会が開催されました。
小林俊文会長が議長に就任し、委任状を含む252 社の出席により、定款第17 条第1 項の規定に基づく総会成立が確認された後、児嶋副会長より株主総会資料の電子提供制度の施行にともない、定款にあらたな規定を追加する旨、説明が行われ、第1 号議案として承認されました。更に、倉田副会長より理事の選任について説明があり、第2 号議案として承認されました。最後に、議長の退任をもって、臨時社員総会は閉会しました。

11月7日(火)-8日(水) 日中電子回路秋季大会(会員向け、事前登録制)
日中電子回路秋季大会報告
場所:Double Tree by Hilton Hotel Shenzhen Longhua(深圳市)
 JPCAでは、2000 年より中国CPCA と日中電子回路友好促進協議会を設立し、両国電子回路業界の健全な発展を目的として、環境問題への取り組み、標準化活動、ビジネスマッチングセミナー等を行って参りました。
 また、本協議会は、上記の目的達成に向けた情報交換や交流を促進すべく、毎年、中国・華南地域にて「日中電子回路秋季大会」を開催しております。本年は11月7日と8日の2日間にわたり中国・深圳で開催されました。
 特別講演では、JPCA 高原邦夫事務局長より「日本の社会とテクノロジー」について講演を行い、約300 名の参加者が熱心に聴講されました。
■日中電子回路セミナーに参加された企業(順不同・敬称略)
パナソニック インダストリー株式会社、株式会社タムラ製作所、マコー株式会社、武蔵エンジニアリング株式会社、日置電機株式会社
  11月13日(月) PWBインストラクタ準1級検定試験
2023年度PWBインストラクタ準1級検定試験実施報告
 回路会館にてPWBインストラクタ準1級検定試験を実施し、19 名が受検しました。
 PWBインストラクタ準1 級検定は、2021 年度より新設され、PWBインストラクタ2級資格保有者など電子回路基板関連の一般的知識をお持ちの方で、ゆくゆくはPWBインストラクタ1 級を目指す方を対象に、2級検定より具体的な設計から実装まで広く学べる座学の講義内容および「電子回路学習テキスト製造&営業ハンドブック」(テキスト)に基づく記述試験を実施します。また、講師が履歴書を客観的評価し、相手にわかりやすい履歴書作成のアドバイスを受けられます。
 2024年度のPWB インストラクタ準1級検定試験の日程は決定次第、JPCA公式サイトにてお知らせいたします。
  11月22日(水) 資機材委員会勉強会・工場見学(会員向け、事前登録制)
資機材委員会勉強会及び工場見学報告
 資機材委員会の令和5 年度事業計画に基づき、勉強会及び工場見学を富士錦酒造株式会社にて開催しました。
 勉強会では、十八代目当主 清 信一 氏より「地域共存型経営と活かすモノ造り」をテーマに、清家の生立ちから酒造業を創業するまでの経緯や、酒造りを行う杜氏のもとに、頭、酛屋、麹屋、船頭、釜屋、働き、といったそれぞれの役割をもつ蔵人の集団が冬に訪れ春まで作業を行うこと、また、杜氏の仕事は何か、蔵元当主との関わり等の説明に加えて、杜氏制度が完全な分業制であるがゆえにロボット化の難しさを知り、「だれのために」といった意識改革の重要性を再認識したこと、地域共存という点で、酒米を収める地域の方々との関りと「柚野 村おこし 富士錦酒造蔵開き」を主催し、2018年には村の人口を超える15,000人の参加者を迎えるなど地域活性化にも貢献する事業も実施してること等を学びました。さらに、何故、納豆を食べると酒蔵に入れないのか、女性が酒蔵に入れないには理由があるのか等の説明も伺うことができました。
 勉強会の後に実施した工場見学では、米洗い、もろみ入りの鉄製樽等を見学し、蔵開き会場(田んぼ)から富士山を望む有意義な時間を過ごすことができ、参加者に大変好評でした。
  11月27日(月) PWBコンサルタントスキルアップセミナー(PWBコンサルタント、インストラクタ1級・準1級対象)
第19回PWBコンサルタントスキルアップセミナー実施報告
 回路会館において、PWB コンサルタントスキルアップセミナーが開催されました。本セミナーは「JPCA 認定コンサルタント検定」に合格、PWB コンサルタントの登録した方を対象に、資格取得後のスキルアップを目的に、業界、製品及び技術の最新動向や人脈構築の機会等、情報収集の場として年2回実施されています。
 今回は、PWB コンサルタント が11名、またオブザーバとしてPWB インストラクタ1級/準1級取得者 計8名が参加しました。冒頭に受講者からのスピーチで「品質問題の解決手順」についての発表、続く講師セミナーでは、「レジュメの重要性の解説」についての講演があり、後半では参加者全員で「若い人に魅力のあるプリント配線板製造業とは」について3グループに分かれ討議後、発表し、レビューを実施しました。
  11月29日(水) 勉強会(会員向け、事前登録制)
オンライン勉強会開催報告
 「ビジネスチャンスを創る」ための勉強会をオンラインにて開催し、81名が参加しました。
 勉強会では、小林会長による開会挨拶の後、「人材不足の救世主となるか!?中小企業のAI活用促進」をテーマに経済産業省及び(独)中小企業基盤整備機構より政策や支援等についてご説明をいただいた後、山本顧問よりダントツプロジェクト活動の10年間の改善成果:生産性向上の調査報告がありました。
 また、2023 年にJPCA ものづくり大賞を受賞されたFICT ㈱より、ダントツプロジェクトの事例として、「車載向け基板の少人化検査ラインの構築」について発表がございました。続いて、特別講演として野村和広氏(㈱産業タイムズ社)より、「電子回路業界の2023年下期以降の動きを探る」についてご講演をいただきました。
 当日プログラムの資料につきましては、JPCA会員専用サイトに「特別公開資料」として掲載しておりますので、是非ご活用ください。
  11月30日(木) 次世代部会勉強会(会員向け、事前登録制)
次世代部会勉強会報告
 「AI 活用とVE 提案による生産性改善」をテーマとし、講師に吉住研氏(㈱ヨシズミプレス 専務取締役)をお迎えし、経済産業省が推進するAI 導入の支援「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」を利用した外観検査工程におけるAI 導入事例に関する勉強会を実施しました。
 講師の吉住氏から、会社紹介や取引先へのVE 提案手法やそのポイントを紹介頂いた後、AI 導入に至るまでの準備、導入における留意点の他、試行錯誤したこと、AI 導入後に改善したこと、足りないこと、これからの改善点等、忌憚のない報告をいただきました。報告内容が具体的であったことも後押しして、活発な意見交換が行われ、メンバー会社でも検討しているAI 導入において有効な意見交換ができ、好評でした。
2023年 12月
   12月4日(月) 長野分科会工場見学(会員向け、事前登録制)
長野分科会工場見学報告
 令和5 年度事業計画に基づき、ユニオンツール株式会社様のご協力を得て、プリント配線板用ドリルの製造を行っている新潟県長岡市の工場見学を実施しました。
 工場内では、データ管理の一元化や各部署従業員の集約、一部装置の自社開発や工程にロボットを活用する等、少人化・効率化を徹底している生産体制を見学することができました。また、工場敷地内には2017 年に新潟県内初の事業所内保育所施設を設置し、職員の定着のみならず地域活性化にも力を入れている旨、説明があり、参加者にとって新たな発見の多い有意義な工場見学となりました。
   12月5日(火) 金型委員会工場見学(会員向け、事前登録制)
金型委員会工場見学報告
 令和5年度事業計画に基づき、金型委員会委員長である小林明宏氏( 協栄プリント技研㈱代表取締役) のご厚意により、協栄プリント技研株式会社 中部工場(岐阜県海津市)並びに2023 年11 月に竣工した管理棟を見学させていただきました。
 工場見学では、常務取締役の山田淳氏より、会社概要に続いて「中小向け IoT ソリューションとロボットを組み合わせた自動生産管理システム」を中心に、事業立ち上げの背景やシステム構築の難しさについて事例を基にお話しいただき、併せて事業推進に必要なスキルや今後の事業展開についてもお話しいただきました。続いて、実際に稼働しているIoT システムとロボットを組み合わせた自動化システムや他業種の作業工程などを見学させていただき、参加者からは、新たな事業への取組みや、将来を見据えた事業戦略など、具体的事例を交え見学できたことは大変貴重な機会となったなど感想も寄せられ、有意義な工場見学となりました。
12月6日(水)-8日(金) 国際電子電路(深圳)展覧会(HKPCA Show 2023)
国際電子電路(深圳)展覧会報告
場所:Shenzhen World Exhibition & Convention Center(Bao’ an)
 当工業会の姉妹団体HKPCA(香港線路板協会)が主催する国際電子電路(深圳)展覧会が12 月6 日から3 日間、出展者数468 社、来場者数51,026 名と盛大に開催されました。次回2024 年展は12 月4 日(水)~ 6 日(金)に同会場で開催される予定です。
   12月13日(水) 東京分科会勉強会(会員向け、事前登録制)
東京分科会勉強会報告
 令和5 年度事業計画に基づき、勉強会を実施しました。株式会社ウィルオブ・ワークの伊藤理恵氏(営業戦略推進グループマネージャー)を講師に迎え、人材不足への対策や手法について、例として外国人労働者の在留資格別の働き方について紹介をいただき、メリット(若い人材の確保・海外進出の足掛かり等)やデメリット(就労ビザ取得に時間がかかる・コミュニケーションの壁・労働に対する価値観の違い)について学び、講演の最後には活発な意見交換を行いました。
  12月15日(金) 理事会
2024年 1月
   1月19日(金) 電子回路関連団体新年賀詞交歓会(会員向け、事前登録制)
新年賀詞交歓会開催報告
 電子回路関連団体(一般社団法人日本電子回路工業会(JPCA)、電子回路企業年金基金、電子回路健康保険組合、一般社団法人エレクトロニクス実装学会(JIEP))主催の新年賀詞交歓会が東京プリンスホテル「プロビデンスホール」にて開催され、会員各社から211 名が集いました。会の冒頭では、1 月1 日に発生した能登半島地震や、翌日の羽田空港での航空機衝突事故を受けて、参加者全員が黙とうして犠牲者に哀悼の意をささげました。
 会では主催者を代表し、当工業会の小林俊文会長より新年のご挨拶があり、続いて、経済産業省商務情報政策局の野原諭局長より来賓のご挨拶をいただきました。ご挨拶の後、電子回路健康保険組合の松村光久常務理事よりご挨拶の結びに「頑張ろう!」の発声があり、歓談ののち、最後に一般社団法人エレクトロニクス実装学会の藤崎晃会長による中締めがあり、新年賀詞交歓会は和やかな雰囲気の中終了しました。
1月25日(木)-26日(金) ドリル委員会工場見学(会員向け、事前登録制)
ドリル委員会工場見学報告
 今年度事業計画に基づき、1月25 日にオムロン京都太陽株式会社を、26 日に関西リサイクルシステムズ株式会社を見学しました。
 オムロン京都太陽株式会社は1972 年にオムロン株式会社と社会福祉法人太陽の家の共同出資会社として、「世に身心障がい者(児)はあっても仕事に障害はあり得ない」という信念に基づき設立されました。障がい者の雇用就労の機会をつくり、自ら働くことにより生きがいを見いだせる環境づくりに努められている工場を見学し、企業理念や改善意識の重要さを学びました。
 関西リサイクルシステム株式会社では、家庭から排出された家電製品の4 品目(エアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビ)がどのようにリサイクル・再資源化されているのか実際の作業工程を見学しました。回収素材の付加価値を高め、徹底した廃棄物の削減と再商品化についての説明や、洗濯機解体の実演など大変有意義な見学となり、最後には活発な意見交換が行われました。
   1月26日(金) 中部・関西新年賀詞交歓会(会員向け、事前登録制)
中部・関西新年賀詞交歓会開催報告
 1 月26 日(金)に一般社団法人日本電子回路工業会(JPCA)の中部・関西新年賀詞交歓会がホテルグランヴィア京都にて開催され、当工業会の会員各社から151 名が集いました。会の冒頭では、1 月1 日に発生した能登半島地震や、翌日の羽田空港での航空機衝突事故を受けて、参加者全員が黙とうして犠牲者に哀悼の意をささげました。
 会では小林俊文会長よりご挨拶があり、続いて、関西分科会分科会長の松井誠治理事によるご挨拶の結びに感謝を込め「まいど」の発声があり、会場では、名刺交換やお互いの近況報告をされる場面が多く見られました。
 最後に中部分科会分科会長の秋山浩司理事による中締めが行われたのち、中部・関西新年賀詞交歓会は和やかな雰囲気の中終了しました。
   1月26日(金) めっき委員会工場見学(会員向け、事前登録制)
めっき委員会工場見学報告
 令和5年度の事業計画に基づき、電子回路基板用材料であるCEM-3 をはじめ、無機繊維紙および機能紙市場において高い占有率を維持するオリベスト株式会社のご協力を得て本社工場の見学を実施しました。代表取締役社長の津村知範氏から「ESG とSDGs への取組み」をテーマにご講演いただいた後、製造ラインG6 号とM3 号を見学しました。製造ライン見学時には専門スタッフから投入するガラス繊維の長さ、シート状にする工法上の特徴の他、品質の確認方法やメンテナンス方法にいたるまでご説明いただきました。
 質疑応答では、再生水の利用や排水処理の取組み( 特に河川放流水は琵琶湖に放流される)、人材確保などに関する情報交流ができ、大変勉強になる会となりました。
2024年 2月
   2月1日(木) ものづくり大賞
第7回 JPCAものづくり大賞改善取組事例報告発表会・表彰式開催報告
 2月1日(木)に、回路会館及びオンラインのハイブリッド方式にて第7回JPCA ものづくり大賞改善取組事例報告発表会・表彰式がリアル29 名、オンライン114 名参加、合計143 名と過去最高の参加者数のもと実施されました。
 「JPCA ものづくり大賞」は、会員をはじめとする業界全体がダントツものづくり生産性No.1を目指すべく、会員各社の生産現場及び事業所等における生産革新活動、ものづくりプロセス改革、生産性向上など、ダントツものづくりへの取組事例を報告、発表し工業会が表彰する制度として2017 年度に設立されました。
 開催当日は、当工業会の小林俊文会長による挨拶、エントリー各社の紹介に続き、それぞれ持ち時間20分(発表コア時間15分、小林会長コメント、質疑応答5分)にて報告発表(エントリー4社(5事業所)6件/当日事例報告発表6件)がありました。発表後、新宅純二郎(東京大学大学院経済学研究科教授)審査委員長をはじめとする審査委員会にて、各賞の受賞選考が別室にて行われ、選考の結果、大賞1件、準大賞2件、審査委員長賞2件及び審査委員特別賞を決定しました。
 新宅審査委員長より、「7回全て事例報告を伺い、今回は『工程のど真ん中の改善』ではなく、梱包や協力企業への依頼、金型問題等、社内だけでは解決できない問題を社外、客先等も巻き込んだ取組が強く印象に残った。ものづくりを取り巻く環境変化に果敢に挑戦して頂きたい」旨の総評、山本治彦顧問(JPCA ものづくりアカデミー校長)による講評及び各賞受賞発表後、小林会長より表彰状が各賞受賞者それぞれに授与されました。終了後には、発表者、審査委員、アカデミー講師、参加者の皆さんと交流意見交換会が実施され、改善に対する様々な議論が交わされました。
<各社改善取組事例発表テーマと各賞結果>
■大賞
㈱愛工機器製作所 コア加工事業部 春日井工場(電子回路基板メーカ)
『工期短縮と慢性不良の改善』
■準大賞
㈱京写 九州工場(電子回路基板メーカ)
 『トヨタ生産方式導入によるものづくり改善活動』
■準大賞
太陽インキ製造㈱ 埼玉工場(電子回路資機材メーカ)
 『アカデミーでの学びを活用した改善活動』
■審査委員長賞
㈱愛工機器製作所 中津川工場(電子回路基板メーカ)
 『外注業務の改善-払い出し・受け入れ作業の問題点を抽出し改善を行う-』
■審査委員長賞
板橋精機㈱ 玉造工場②(電子回路基板メーカ) 
『デンソー小島さん指摘:ロボット導入必要改善継続4年目 外形トリミングにて発生する端面バリ改善活動-インテグレーター・スケジュールで決めないロボット導入準備作業の一例-』
■審査委員特別賞
板橋精機㈱ 玉造工場①(電子回路基板メーカ)
『金型置場の改善活動-原価低減以前の「社員の安心」が最重要の小林会長に続け-』
   2月2日(金) 理事会
   2月16日(金) JPCA品質管理講座開講準備オリエンテーション(会員向け、事前登録制)
JPCA品質管理講座開講準備オリエンテーション開催報告
 昨年に引き続き、顧客満足を実現するためのJPCA 品質管理講座第3回の開講に先立ち、2 月16 日に開講準備オリエンテーションをオンラインにて開催し12 社22 名が参加しました。また3 月29 日にトライアルとして品質管理入門基礎講座をオンラインにて無償で開催しました。4 月5 日に開講するJPCA 品質管理講座では、初年度の受講者・受講検討者からの要望を採り入れ、内容の高度化を図り、講師のアイリス(Liu Xin)氏(工学博士 米国品質学会シックスシグマ・マスターブラックベルト)による、品質向上のため現場で発生する問題を解決するための考え方やアプローチ方法を、実演習を交え習得できる短期集中型基礎・中級講座として実施予定です。
   2月16日(金) 次世代部会勉強会(会員向け、事前登録制)
次世代部会勉強会報告
 委員への事前アンケートでニーズとして挙げられた「事業承継に関する勉強会」を開催するにあたり、中小企業基盤整備機構の協力を得て、専門家である渡辺政之氏(渡辺経営コンサルティング 代表 中小企業診断士)を講師として迎え勉強会を開催し13 名が参加しました。
 勉強会では、事業承継の全体像を把握したうえで、特に問題となる3つのポイント①ヒトの承継②資産の承継③目に見えにくい経営資源の承継について、具体的な事例を交えてのご講演をいただきました。参加者にとってより具体的な形で自身の課題を把握する手段を得られたとして、大変好評でした。講演後には、講師を囲んでの交流会を実施し、勉強会では確認できなかった事例に関する意見交換ができるなど、充実した会となりました。
2024年 3月
   3月6日(水) 理事会
    3月8日(金) 実装委員会勉強会・工場見学(会員向け、事前登録制)
実装委員会勉強会・工場見学活動内容
 実装委員会では、令和5 年度事業計画に基づく、勉強会及び工場見学を開催しました。勉強会では、ひとつの装置のみでなく生産フロア全体が止まらない、不良を作らない、オペレータフリーな高効率実装工場を目指すヤマハ発動機の取り組みについて学び、工場見学では装置の生産ラインを見学しました。その後の懇親会では、実装に関する課題や問題点について情報交換が行われ、充実した会となりました。
   3月25日(月) プリント配線板技術ロードマップセミナー《申込〆切:3月21日》