JPCAものづくりアカデミー
電子回路ものづくり改善人材養成およびインストラクタ派遣
JPCAものづくりアカデミー
経産省・第四次産業革命スキル習得講座認定制度/厚労省・専門実践教育訓練講座事業
JPCAものづくりアカデミーは、製造現場の経験豊富な人材が社内インストラクタとしてのスキルを身に付ける為の研修と、育成OBを中小・中堅電子回路企業に派遣し改善活動を進めることで、電子回路業界全体の早期生産性向上を図り、電子回路ものづくり改善人材養成事業と派遣事業で構成されます。
JPCAものづくりアカデミーでは、モノの流れや製造工程の流れでムリ・ムダのない「良い設計の良い流れ」理論と手法を、経験豊富な講師陣の講義と現場実習OJT研修により学ぶことで、生産革新と改善支援が行える改善インストラクタを養成します。
JPCAものづくりアカデミー開講
2021年度で7期目となるJPCAものづくりアカデミーは、毎年多くの会員企業からご参加いただき、昨年度はコロナ禍の中、受講者満足度も82%を超える好評価を頂いています。経済産業省「中小企業経営支援等対策補助金」支援が終了し、昨年度第6期より厚生労働省「専門実践教育訓練講座」の指定を受け、経産省「第四次産業革命スキル習得講座」認定スクールとして、修了生は受講料の7割を受給できる制度となり、6年間に152名の社内外改善インストラクタを輩出。受講生は講義のみの受講に留まらず、標準作業の重要性、一個流しでリードタイム短縮、改善リーダとして周囲をまとめる力、標準3票やVSM(バリューストリームマップ)の描き方、IoTモジュールの設置とモニタリング手法、6軸ロボット操作やデジタルものづくりに欠かせない生産シミュレーションの活用など数々の実技・演習にて体験学習します。
座学カリキュラムの一例
『エレクトロニクス産業の将来を考えるものづくり競争戦略』、『グロバール時代の日本のものづくり』『ものづくり管理会計・現場改善会計』『現場の人づくりとカイゼン会計学』『最先端電子回路技術の現状と将来』『デジタル化によるロスゼロ生産の進め』他、電子回路基板品質経営とシックスシグマ、IE活用、ものづくり人材育成、ものと情報の流れ図、標準3票活用術、現場指導実際、設備予防保全とIoT活用、ロボット基礎講座、デジタル生産シミュレーション演習講座等、全48講座(座学)
現場改善実習(OJT)研修の実施
座学修了後は、受講生各社にて、習得手法と現場派遣ベテラン指導員OB相当準指導員のサポートで社内人材育成、生産革新に向けた2Sの徹底、ムダ取り、多能工・多工程持ち、連結・直結・レイアウト変更、昨年度より本格始動したIoT/ロボット・自働化等改善により、歩留り(不良率)3%向上、ロス削減効果7,000万円/年以上、リードタイム現行から1/3に短縮、面積生産性40%Up、平均3.5名(0.5名~12名)の省人化、生産性2倍(4%~165%)向上に挑戦中です。
JPCAものづくり大賞
JPCAものづくりアカデミー修了生をはじめ全JPCA会員を対象に改善取組み事例発表会「JPCAものづくり大賞」を開催しています。
JPCAものづくりアカデミーに関するお問い合わせ
下記問い合わせ窓口までご連絡下さい。
一般社団法人日本電子回路工業会
〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-2 回路会館2階
TEL:03-5310-2020 FAX:03-5310-2021
運営:超高効率電子回路生産システム研究会(E-ESMAP)担当