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ぷりんとばんじゅくVII 新入社員のためのフレキシブル配線板入門

  • 阿部 由貴彦 著
  • 平成15(2003)年6月1日 第1版第1刷発行
  • A5判 118ページ


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発刊に寄せて

本書は、(社)日本プリント回路工業会の依頼で、機関紙である「JPCAニュース」の2001年11月号から2002年 6月号までに連載いたしました「ぷりんとばんじゅく-新入社員のためのフレキシブルプリント配線板入門」をもとに、若干の追加資料を加え、まとめたものです。
 (社)日本プリント工業会から連載の執筆を依頼された際に、事務局の方からフレキシブルプリント配線板が各種用途に使用される機会が増えているにも係わらず、新入社員の方を対象にした適当な入門書が無く、是非執筆をお願いしたいとのお話がありました。
 実際に、書店で調査した結果、フレキシブルプリント配線板より歴史が古く、使用量も圧倒的に多い、リジッドプリント配線板に関しては、既に国内外で各種の技術図書が発刊されていましたが、フレキシブルプリント配線板に関しては、技術図書の発刊自身が非常に少ない状況でした。ましてや新入社員やフレキシブルプリント配線板の製造に始めて携わる人向けのガイドブックに相当するものは皆無といった状態でした。
 他方、一般の方が実際のフレキシブルプリント配線板を直接目の当たりにする機会は非常に少ないと思いますが、近年その市場は携帯電話等の電子機器を中心に国内外共に非常に大きな広がりを見せており、今後もその拡大スピードはいささかも衰える兆しはありません。
 このように、急速な広がりを見せる市場、及び業界に携わる人が年々増える状態でありながら、フレキシブルプリント配線板に携わる人を対象にした適切な入門用ガイドブックが無い現状に対して、小生の知識、経験がいくらかでもお役に立つならばということで今回の執筆を引き受けることに致しました。
 なお、本書では要所でフレキシブルプリント配線板市場規模の約10倍あり、製品の歴史も古く、比較的馴染み深いリジッドプリント配線板とフレキシブルプリント配線板を対比させ、フレキシブルプリント配線板がどのように異なった性格をしているかについてもある程度分かりやすく解説を加えたつもりです。
 更に、経緯からしまして、基本的には新入社員の方々を主な対象といたしておりますが、新入社員の方だけでなく、日頃リジッドプリント配線板を取り扱っておられる方々のフレキシブルプリント配線板に対するご理解を深めていただくことに、役立てて戴ければ幸いであります。
 最後に、このような機会を与えてくださいました(社)日本プリント回路工業会の関係者の方に、この場を借りてお礼を申し上げますと共に、拙著に関する皆様方の有意義なご意見を頂ければ幸いです。

2003年6月
阿部 由貴彦



1. フレキシブルプリント配線板とは
1.1 フレキシブルプリント配線板の特徴とその用途
1.2 フレキシブルプリント配線板とリジッドプリント配線板との比較
2. フレキシブルプリント配線板に使用される材料
2.1 フレキシブルプリント配線板の構成材料
2.1.1 回路形成工程からカバーレイ工程まで
2.1.2 表面処理工程から補強板貼り合わせ工程まで
2.2 フレキシブル銅張積層板
2.3 ベースフィルム
2.4 銅箔
2.4.1 電解銅箔
2.4.2 圧延銅箔
2.5 カバーレイ
2.5.1 接着剤付きカバーフィルム
2.5.2 ソルダーレジスト
2.5.3 感光性樹脂
2.6 導体表面処理材料
2.6.1 めっき
2.6.2 その他表面処理材料
2.7 接着剤
2.7.1 銅張積層板及びカバーフィルム用接着剤
2.7.2 補強フィルム及び補強板用接着剤
2.8 補強フィルム、補強板等
2.9 層間接続用材料
3. フレキシブルプリント配線板の構造
3.1 片面フレキシブルプリント配線板
3.2 両面フレキシブルプリント配線板
3.3 多層フレキシブルプリント配線板及びフレックスリジッドプリント配線板
3.4 フレキシブルプリント配線板の特徴とその構造
3.4.1 屈曲部の構造
3.4.2 両面及び多層配線板の層間導体接続部の構造
3.5 その他構造関連事項
4. フレキシブルプリント配線板の設計
4.1 フレキシブルプリント配線板設計の特徴
4.2 フレキシブルプリント配線板に求められる仕様
4.3 製品設計
4.3.1 パターン設計、他
4.3.2 材料設計
4.4 工程設計
4.4.1 製品形状と寸法、精度
4.4.2 製品形状と製品レイアウト、加工用位置決め基準
4.4.3 パターン形成工程
4.4.4 カバーレイ工程
4.4.5 表面処理工程
4.4.6 補強フィルム、補強板貼り合わせ
4.4.7 形状加工
4.4.8 その他必要な治工具類
4.5 治工具設計

5. フレキシブルプリント配線板の製作工程
5.1 パターン形成工程
5.1.1 スクリーン印刷法
5.1.2 写真法
5.2 カバーレイ工程
5.2.1 接着剤付きカバーフィルム
5.2.2 ソルダーレジスト
5.2.3 感光性樹脂
5.3 表面処理工程
5.3.1 めっき工程
5.3.2 クリームはんだ工程
5.3.3 紡錆処理工程
5.4 補強フィルム、補強板貼り合わせ工程
5.5 形状加工及び補助工程
5.5.1 形状加工工程
5.5.2 補助工程
5.6 検査、試験
6. フレキシブルプリント配線板への部品実装
6.1 部品の小型化とフレキシブルプリント配線板
6.2 フレキシブルプリント配線板と表面部品実装
7. フレキシブルプリント配線板の品質
7.1 フレキシブルプリント配線板に求められる品質
7.2 フレキシブルプリント配線板の各種特性仕様と試験方法
7.3 フレキシブルプリント配線板の外観検査仕様
7.4 その他
8. フレキシブルプリント配線板の課題と将来展望
8.1 国境を越えたビジネスへの対応
8.2 環境問題への対応
8.3 更なる高密度実装の追求
8.4 関連規格の国際化
8.5 市場の拡大に伴う準備
8.6 フレッシュマンへの提言


注文番号 タイトル 販売価格(税別)
在庫状態 数量 単位  
p007-k 会員価格 ¥1,000
在庫僅少
p007 頒布価格 ¥2,000
在庫僅少
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